ストレッチをする!

子供の近視を予防してあげるためには、目が疲れないように注意をしてあげることが非常に大切です。最近の子供の目はパソコンやビデオゲーム、携帯ゲーム機や電子辞書などの利用によって、とても疲れていますよね。特に同じような距離から長時間続けてテレビやゲーム機の画面や文字を見続けることは、目にとってあまりよいことであるとはいえません。同じ距離にあるものを見続けていると、目の筋肉はずっと同じようなところを見続けるために凝り固まってしまいます。これによって、目がさらに疲れた状態になってしまいます。肩こりになると誰かに肩を揉んでもらうこともできますが、目は誰かに揉んでもらうわけにはいきません。ですので、ストレッチをして筋肉が凝り固まっている状態を改善してあげることが大切になのです。

テレビやゲーム、読書などを長時間続けてしまったときには、一度、見ていたものから目をはずし、別のものや遠くにあるものなどを見ることでもストレッチ効果を得ることができます。これは、別のものを見ることで、目のピントを再度合わせなおさせることによって得ることができる効果です。一眼レフのカメラで撮影をするときに同じような距離のものを撮影するときはそれほどピントを合わせる必要がありませんが、遠くにあるものや近くにあるものなどをランダムに撮影する場合には、その都度ピントを合わせる必要がありますよね。それと同じで目は見るものにピントを合わせています。同じような距離のものばかり見ているとそこで凝り固まってしまい、なかなかほかのものを見たときにピントを合わせることが難しくなってしまいます。近視は、近くにあるものは見えるけれど、遠くにあるものがなかなか見づらい状態ですから、近視を予防するためにも遠くにあるものをときおり見ることによって遠くにあるものにピントを合わせる訓練をしておくことも大切です。

目のストレッチは遠くにあるものを見ることだけではなく、目の玉である眼球を上下左右にランダムに動かすことでも行えます。これによって眼球のまわりの筋肉のストレッチをすることができますので、肩こりを揉みほぐすような効果を得ることができ、目の疲れを癒すことができます。毎日の生活の中でテレビを見た後やゲームをした後などに目のストレッチをするようにお子様に習慣づけてあげることで、目が近視になってしまうのを予防してあげることもできます。また、目を思いっきりつぶったり開いたりするのを何回か繰り返すことでも目のまわりの筋肉をストレッチすることができます。こうしたストレッチは非常に手軽にできるものですので、テレビやゲーム、読書などの後以外でも、毎日の習慣として目のストレッチを組み入れてあげると子供の近視予防に効果的なのではないかと思います。

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